研究会の目的

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経営研究会の目的
1980年代、容赦のない円高の進行により製造現場では、コストダウンに継ぐコストダウンを血のにじむ努力で、乗り越えてきました。そして1990年代は、バブルの崩壊です!! ここに至っては、コストダウンのみならずリストラ、賃金破壊等、仁義なき企業改革が断行されました。

しかし、これが本当の改革、合理化といえるでしょうか?
 
2000年代に入り、長く苦しき我慢の時を経て、躍進の時代を迎えようとしている今日、決して忘れてはいけないことがあります。それは、「2度とバブルを起こしてはいけない」と言うことです。額に汗して働くことを忘れ、金融ゲームに明け暮れたあげくの経営の破綻。これを反省するならば、本業に精を出し、地道に付加価値を生み出し、稼ぐことです。
 
そのために、経営者は何をすべきか?
 
それは、安易な設備投資および人員の増強をせずに、多品種増量に対応し、しっかりと利益を生み出すことです。それを可能にするには、人の知恵と工夫による改善活動しかありません。現場の中に潜んでいる「ムダ」と「ヤリニクイ作業」を見つけ出し、これを徹底的につぶしていくことです。

* 改革とは『現状を革(あらた)な姿に改める』
* 合理化とは『理に合うように改める』

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これによって、(1)スリムな体質、(2)忍耐力、(3)頑強な体力をつくりあげなくてはなりません。生産管理、カイゼン、経営管理の理論・手法を、中小規模企業の実態に則して現実的に進め、成果を得るにはどうしたらよいか。
 
まず、「何が問題か」を正しくとらえるために、何が「あるべき姿」かを知る必要があります。あるべき姿と現状の差が「問題」です。問題を発見したら、”なぜ”を繰り返して真因をつきとめなくてはなりません。大切なことは、机上で学ぶだけでなく現実の経営現場で実際にやってみることです。100%を狙ってなにも進まなければ0ですが、。60%でも実行すれば60%前進します。

 

こうした一連のことは「訓練」なのです。足立イコー会の分科会活動である「経営研究会」は、気心の知れた何でも相談ができる関係のうえに立って、以上のような基本理念のもと、トヨタ生産方式に代表されるカイゼン、ムダとりの基本的考え方と実践的な進め方を、ともに学び、ともに「訓練」する共同研究の場なのです。
 

経営研究会コーディネータ

  カイゼンプロ 石井恒男